Feature
特徴

宅配クック123福井中央・丹南店は、2018年12月から福井県越前市に本社をおく「テラオホールディングス」が運営されており、同社のグループ会社には、「ライフモア」という高齢者の介護事業を営んでいる会社もあります。「食」を通じて地域のご高齢者に寄り添い、生活課題解決の一躍を担いたいという思いから、毎日ご高齢者のご自宅へお弁当をお届けしておられます。

配達に伺った際には、お客様からは「ご近所の方もご飯を作るのに困っている」といった、近隣の方を気にかけている声もお聞きするそうです。そうしたご近所同士のつながりを大切にし、気軽にご相談をしていただけるような取り組みをしたり、地域のケアマネジャーへの周知活動を行ったりと、お食事で困っておられる地域のご高齢者の方々に宅配クック123のお弁当をお届けできるように日々活動されています。

福井中央・丹南店の挑戦

福井中央・丹南店には、現在30名のスタッフが在籍しており、毎朝欠かさず朝礼を行っておられます。運転が乱暴で配達するお弁当が崩れてしまったり、急ぐ余りに猛スピードで街中を駆け抜けたりしていては、お客様や地域の方々には喜んでいただけないという思いから始められたものだそうです。朝礼では配達スタッフ全員で「安全運転に関する唱和」をして、安全運転に対する意識づけを行っているそうです。他にも、配達時に気付いたお客様の細かな変化や、ケアマネジャーの方からいただいた連絡事項の共有も行っており、より質の高いサービスをお客様に提供できるように取り組まれています。

福井県は、食に関する教育のことを意味する「食育」という言葉の提唱者も輩出しており、食育文化が盛んだと言われています。自然豊かな食材に恵まれた地域のご高齢者の方々に、少しでも地元の味を楽しんでいただけるように、お店で取り扱いしているお米は全て「福井県産コシヒカリ」を使用しているそうです。お弁当の盛付からお届けした時のお声かけまで、スタッフ全員で細心の注意を払って毎日お弁当をお届けされており、全ては「ご高齢者の方々にお食事を楽しんでもらいたい」という思いが根源となっています。

スタッフ全員からのメッセージ

私たちは、宅配クック123のお食事をお届けできていないご高齢者の方々が、地域にはまだまだ沢山おられると考えています。これらのご高齢者の方々に、ひとつでも多くのお食事をお届けするために、まずは月間15,000食を目指して、日々新しいお客様にお会いできるよう奮闘しているところです。