全国のお店めぐり

店舗編
心配りを大切に地域の広範囲へお食事をお届けする
あいち南店

Feature
特徴

宅配クック123あいち南店は、2016年4月にオープンし、今年で8年目を迎えました。オープンしたきっかけは、オーナー自身が「親孝行できなかった」と思っていたことから。社会に恩返しができる仕事をしたいと思っていた時に、宅配クック123に出会ったそうです。お客様が自分の親と同世代であるため、お客様のことを「自分の親」という想いで配達されています。

現在のスタッフの人数は44名。新型コロナウイルスが蔓延したときは体温管理やマスクの着用だけではなく、消毒液の所持やお客様との接触時間など、「絶対にお客様に感染させない」という強い決意がスタッフ同士の結束力を強めたそうです。また、配達地域の各市と「見守り協定」を締結し行政と連携したり、ケアマネジャーや民生委員を対象にした勉強会・試食会を積極的に開催したりすることで、地域貢献へ繋がるような活動も実施されています。

宅配クック123 あいち南店

生活お役立便を実施

宅配クック123あいち南店は配達地域が広く、市街地から離れたところに住む方もいらっしゃいます。特に買い物に行くのも困難な山間地などに住むお客様には、ヨーグルトやお茶、おむつなどの日常に必要なものをお弁当と一緒にお届けする「生活お役立便」の取り組みが重宝されているそうです。また、配達の際には、お客様が安心して受け取れるように必ず笑顔でお声掛けするだけではなく、お弁当をテーブルやベッドサイドまで持って行ったり、電球の交換やエアコンの温度を確認したりと、お客様にあった対応を心掛けておられます。他にも、デイサービスなどでお弁当を手渡しできなかった認知症のお客様には、必ず後から「お弁当を食べてくださいね」と電話をすることで食べ忘れを防いでいるそうです。

お客様の俳句やクイズなどの回答を掲載する店舗新聞をお配りするなど、お客様に楽しんでいただけるような取り組みも実施されています。以前、お配りした塗り絵をとても丁寧に仕上げられたお客様が、ご病気で足が不自由なのにも関わらず、スタッフに見せるために玄関まで自力で歩いて来られたことがあったそう。その姿を見て、お弁当だけではなく他の楽しみも通して生き生きとされている姿にとても感動されたとのことです。
今後は、配達地域でお食事が必要なご高齢者に漏れなくお弁当を届けられる体制を整えながら、日常生活に不便を感じないように生活お役立便も活用していくことを目指されています。

宅配クック123 あいち南店
店長からのメッセージ
宅配クック123のお食事は食べきれる量で栄養をとても重要視しています。また、おかずの種類も豊富。ご利用者様に最適なお食事を通して、1日でも長く健康でお元気に過ごすことのできるお手伝いができましたら幸いです。ケアマネジャー様・行政との連携をさらに推進し、健康寿命の伸長やご利用者様の生活のお役に立てるよう努めて参ります。