全国のお店めぐり

店舗編
丁寧で明るい空気感もお届けお客様のサポーター
富士店

Feature
特徴

宅配クック123富士店を運営する「株式会社八幡」は、昭和43年にエアコン用電気部品の組立工場として設立されました。もともと先代社長が漁師を兼業していたことや、地元の身がしまった美味しい「田子の浦しらす」をもっと全国の方に知って頂きたいという想いから、製造直販店「しらすの八幡」をオープンし、現在株式会社八幡では電気部品とフードサービスの2つの事業をおこなっておられます。

しらすの八幡のお客様にはご高齢者も多くいらっしゃったことや、ご高齢者を元気にする事業を開始したいという想いから、フードサービスの一環として2021年10月に宅配クック123富士店をオープンされました。現在のスタッフの人数は店長を含めて17名。中でもお客様と関わる配達スタッフは全員認知症サポーター養成講座を受講されており、認知症の方やその家族を見守るサポーターとしてオレンジリングを取得されています。

人や環境に優しい富士店

宅配クック123富士店では、まずはスタッフ自身が笑顔で仕事が出来る様に、毎日の挨拶を大切にし、どんな日でもお店やスタッフ間の雰囲気を明るくするように務めていらっしゃいます。また、お客様にお弁当をお届けするときには、笑顔でお名前を呼んで両手でお渡しをすることや、天候や体調を気遣った会話を心がけており、コミュニケーションを大事にされています。中には車がないと生活が不便な地域もあり、そのような地域になる程お困りの方が多くいらっしゃるそうで、お弁当のお届けだけではなく、「住まいるお助け便」で生活消耗品などをお届けすることでもお客様の生活を支えています。お弁当を食べたお客様から「ありがとう」「美味しかったよ」と言われることがとても嬉しく、スタッフのやりがいにつながっているそうです。

昨年には環境に優しい電気自動車を1台導入されました。狭くて交通量も多い地域もありますが、「お客様に会いに行く」という意識を高めてもらうために、少し派手な見た目にし、安全運転への意識も高めてもらいながら日々お客様に会いに行っています。また、地元の名産品を県外にお住まいになるご家族などにお贈りしたいという要望から、敬老の日に「しらすの八幡」で用意した"ちりめんじゃこ”をお配りしたり、「あはは」もお客様全員にお配り出来る様にスタッフ同士で確認したりと、お客様に満足していただけるような取り組みを実施されています。富士市と富士宮市の一部エリアへ配達をされていますが、全域へ配達出来るように、まずは1人でも多く、少しでもお困りの方の力になれるようにと日々活動をされています。

オーナーからのメッセージ
弊社の「しらすの八幡」のお客様も高齢の方が多く、宅配クック123のお弁当で高齢者を元気にするという事業に共感し、参入を決めました。また、宅配クック123の事業を通して新たな食のネットワーク作りを目指して行きたいです。これからも富士店ならではの心のこもったお弁当をお届けします。