- 郷土編
- 豊かな大自然の景観が美しく 観光地としても大人気の
岐阜県 高山市
高山市は岐阜県の北部に位置しており、面積は東京都と同じくらいの日本一広い市です。山や川、渓谷など自然に恵まれており、美しい四季の変化を感じられる場所で、長野県との県境には3000m級の山々を擁する(北アルプス)がそびえ立っています。江戸時代に城下町として栄えていた頃の景観がほとんどそのままの姿で残されており、造り酒屋や伝統工芸品店が並ぶ街並みを楽しむことができたり、地元の食材が揃う朝市や町をめぐる人力車など地域の人たちのあたたかさに触れたりすることができます。また、春と秋には日本三大美祭のひとつ「高山祭」が行われたり、国際観光都市として世界中の人々が訪れたりするため、国内外問わず多くの観光客で賑わっています。伝統やグルメ、季節ごとに開催されるイベントなど、何度訪れても新しい発見に出会える町です。
Point
ポイント
- 古い民家を移築復元した屋外博物館
「飛騨の里」 - 豪雪に耐えてきた合掌造りや榑葺きの屋根など、国の重要文化財4棟を含む民家が立ち並び、昔の農山村風景を未来へ伝えています。建物を見るだけではなく、当時の暮らしの体験や伝統的な文化に触れることができます。

- 春の高山祭の例祭の場所として有名な
「日枝神社」 - 大山咋神と10の神様を祀る日枝神社。880年もの由緒を誇る古社は、木々が生い茂り自然のパワーを感じます。中でも、拝殿前にある樹齢1000年以上の大杉は県の天然記念物にも指定されており、真っすぐに大きく枝を伸ばした姿は圧倒されるほどの迫力です。

- 高山市の老舗
「日下部味噌醤油製造」 - 高山市で「角一」ブランドとして愛され、全国的にもわずか1%~2%ほどといわれる木桶での味噌造りをされている日下部味噌醤油醸造さん。創業当時から約130年使い続けている木桶は、外側には柿渋を塗布して木の表面が傷まないように定期的にコーティングをし、内側は乾燥した味噌を取り除きながらお手入れをされています。また、創業以来変わらぬ製法で伝統を守りながら、現在は60本ほどの木桶で年間約45トンの味噌を製造されているそうです。宅配クック123のお惣菜にも「麻婆茄子」や「畑のお肉とキャベツの味噌炒め」、「蓮根そぼろ」などで日下部味噌醤油醸造さんの商品を使用しています。9月の献立でもお届けする予定です。ぜひお召し上がりください。
