ふるさと味めぐり

郷土編
温暖で肥沃な土壌と海の幸に恵まれた淡路島最南端のまち
兵庫県 南あわじ市

南あわじ市は淡路島の南部に位置しており、兵庫県最南端のまちです。
最古の歴史書『古事記』の冒頭を飾る「国生み神話」に登場する淡路島は、その歴史的ストーリーが「国生みの島・淡路島」として日本遺産に認定されています。
兵庫と徳島の県境である鳴門海峡では世界でも珍しい渦潮を見ることができ、一年で最も潮の干満の大きくなる春には、潮流は時速30km、渦の大きさは30mにも達するとされており、多くの観光客が訪れています。
また、特産品として、北海道・佐賀県に次ぐ生産地である淡路産玉ねぎや、レタス・白菜・キャベツなどの生鮮野菜、神戸ビーフや松阪牛のもと牛になる淡路和牛の生産地でもあり、食の供給基地としても大きな役割を果たしています。
南あわじ市は、行きたい、住んでみたい、住み続けたいと感じるような魅力あふれるまちづくりに取り組んでいます。

Point
ポイント

世界最大の渦潮を体験できる
「うずしおクルーズ」
500名乗りの遊覧船で約1時間のクルージングを体験できるうずしおクルーズは、渦潮だけではなく、船から見える福良湾の景色や史跡、太平洋の水平線など見所がたくさんあります。
うずしおクルーズがある福良港は「道の駅福良」内にあり、徒歩圏内には地魚が満喫できる産地直売ショップなど、周辺の観光も楽しむことができます。
うずしおクルーズ
日本の夕陽百選にも選ばれた
「慶野松原の夕日」
古くは万葉集にも詠まれた景勝地で、海岸に広がる2.5kmのビーチや樹齢数百年の老松や矯松など約5万本の黒松、沖合に浮かぶ小豆島などが眺められます。
「淡路サンセットライン」と呼ばれる美しい夕日が見られるドライブコースにもなっています。
慶野松原の夕日
淡路島から船で行ける島
「沼島」
神々がつくった最初の島という伝説がある沼島は、島内にはイザナギ・イザナミの二神が祀られている「おのころ島神社」や、二神が巨大な柱の周囲を回って婚姻を行った天の御柱ともいわれる「上立神岩」などがあります。
沼島
淡路島の冬の風物詩
「灘黒岩水仙郷」
今から約180年前に付近の漁民が海岸に漂着した球根を山に植えたものがだんだんと繁殖したとされており、今では海へと続く45度の急斜面の一帯に500万本もの水仙が咲き誇っています。
灘黒岩水仙郷
ウミホタルが見られる
「阿万海岸海水浴場」
マリンブルーの海と白くなめらかな砂浜が特長の阿万海岸海水浴場。夜には日本沿岸に生息する「ウミホタル」を見ることができ、夜の波打ち際を幻想的な青い光が彩ります。
阿万海岸海水浴場