ふるさと味めぐり

郷土編
東西南北が「水」に囲まれた三英傑の出身地
愛知県 碧南市

碧南市は、県庁所在地の名古屋市から40km圏内に位置しており、北は油ヶ淵、東は矢作川、西・南は衣浦港と、周囲を水に囲まれています。市内には醤油蔵が6つ、みりん蔵が4つ、味噌蔵が1つ、酒蔵が2つあり、白しょうゆ発祥の地や日本最古のみりん蔵もある、醸造が盛んな地域です。
また、愛知県は三英傑と呼ばれる織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の出身地で、碧南市にもゆかりの地がたくさんあり、風情ある街並みや歴史観光を楽しむことができます。
農業や漁業も盛んで、にんじん、たまねぎ、かんしょ(さつまいも)、いちじくは名産品となっており、漁港ではいわし、しらす、とり貝なども水揚げされています。東西南北を水に囲まれた地の利を最大限に活かした農水産物から加工品で、碧南市の豊かな食文化を支えています。

Point
ポイント

100円ですべての遊具に乗れる
明石公園
休日は親子で賑わう碧南市の明石公園は、衣浦港を一望できる高さ30mの大観覧車やゴーカート、メリーゴーランドなどの子供が楽しめる乗物だけではなく、フィールドアスレチック、パターゴルフ場などもあり大人も楽しむことができます。また、春には約250本のソメイヨシノが咲き、列車に乗って桜のトンネルをくぐることもできます。
明石公園
野菜の収穫体験ができる
「あおいパーク」
農業と食と健康をテーマにした農業と消費者を結ぶ体験型交流施設で、旬の野菜のもぎとり体験ができる体験農園や産直市、ハーブ風呂やレストランなどがある施設です。
あおいパーク
約260種類が飼育される
「碧南海浜水族館」
全国各地から集められた約260種、4,000尾の魚が泳ぐ水族館。2005年開催の「愛・地球博」の際、碧南市のフレンドシップ国であるクロアチアより寄贈されたドラゴンズベビー(ホライモリ)は、日本ではここでしか見ることができない生物です。
碧南海浜水族館
日本三体毘沙門の一体が祀られる
「妙福寺」
日本三体毘沙門の1つで聖徳太子作といわれる「志貴毘沙門天」が祀られており、商売繁盛、家内安全などで多くの参詣者が訪れます。また、徳川家康が武運祈願したといわれることから、勝運の神・毘沙門さんとしても親しまれています。
妙福寺
毎年初夏に開催される
「花しょうぶまつり」
愛知県最大の自然湖沼「油ヶ淵」の北岸に位置する18,000㎡の敷地を持つ公園に、80品種・13,000株の花しょうぶが植えられています。碧南市では桜まつり、藤まつり、花しょうぶまつりを碧南3大花まつりとし、お祭りの時期には屋台やお茶会が開催されています。
花しょうぶまつり